FXはギャンブルじゃない。プロとアマの違いは意識だけ。



稼ぐためにするFXはギャンブルではありません。正しく言えば、FXでギャンブルをする事も可能ですが、FXで稼いでいくためには一切のギャンブル要素を排除したあとに残る「根拠ある可能性の追求」を意識してやっていくことが大切です。これはすべてのビジネスに対しても同じことが言えます。

売れるかどうかわからないものを仕入れ、イチかバチかで売ろうとするのはギャンブルですが、過去の傾向やニーズ、トレンドから分析し、売れる可能性の高いものを仕込んで売るからそれはビジネスになるのです。

もっと露骨にギャンブルの象徴でもあるスロットやパチンコにでさえもプロはいて、彼らの意識にも同じことが言えます。“お金を稼ぐだめにスロットをやっている人”=スロプロはどんなに立ち回っても良い台が見つからない時は絶対に手を出しません。
これは「ギャンブルをしに来ているわけではない。」という意識です。
ひたすら自分のルールに則した勝率の高い条件の台が見つかるまで立ち回りつづけます。

しかし、“ギャンブルをするためにスロットをしに来ている人”はどうでしょう。
彼らの行動パターンといえば、多くの客で賑わう店の空き台を一通り見て回り、その中で一番マシな台を打とうとするのです。これは極めて危険で愚かな行為です。全体的・絶対的に見ればほとんど勝率の低い台であるのにもかかわらず、空き台の中の一番マシな台を「今打てる台の中で一番良い台」と錯覚して打ってしまうのですから。

このように、それがどんなに勝率の低い台であろうと「打ちたくて打ちに来ている人」にはわからないのです。時にFXにもこんな精神状態に陥る人がいます。(すぐにポジションを持ちたがるためポジポジ病とも言われています。)こうはならないように絶対的なチャンス観、相場観を身につけることが必要です。

FXでも運任せのトレードをすることは可能ですが、それで勝ち続けていくことは出来ません。
しかし最低限の知識と経験、そしてマイルールを守り抜く精神力さえあればFXは億万長者への最短ルートになります。

FXに向いている人はマネープレッシャーを無視できる人、同じ事を淡々とこなして行くことが出来る人、常識を無視できる人、意思が強い人であると思います。
プロトレーダーの中には意外と普通の主婦の方も多いのは、女性の精神力の強さの現れなのかもしれません。